レポート:つながる、ひろがる、ダンボールハウス作り@つながる想いinかごしま

2017. 05. 14. 日曜日

雨で開催が最後まで心配された5月13日(土)、鹿児島県のがん患者さんとご家族のためのチャリティイベント「つながる想いinかごしま~がんとともに生きる~」にて、つながる、ひろがる、ダンボールハウス作りと題してワークショップを開催しました。

 

前身であるリレーフォーライフかごしまからのご縁で、今年で5回目の参加となります。

 

当日は、会場インスタレーション「GINGA」も全面的にお手伝いさせていただきました。「GINGA」は、アーティスト平野治朗氏ディレクションによるインスタレーション(空間芸術)作品です。

 

開会式のあと、1回目のバルーンリリースがありました。

昨夜の大雨が夢のように、みなさんの想いを乗せて、約1000個の白い風船が、空高く飛んでゆきました。みなさんの想いが天に届いたのかもしれませんね。

 

そして、日が暮れ始めた頃からライブが始まり、GINGAも点灯し始めました。風にゆらゆら揺れる姿はなんだか植物のようで、不思議な空間に。子どもたちも楽しそうに参加していました。春らしく過ごしやすい気候にも恵まれて、芝生の青々とした広場で大切な人を想いながら、ゆったり優しい夜を一緒に過ごすことができました。

 

このイベントは、いま治療と向き合っているがん患者さんとご家族、経過をみながら過ごしているがん患者さん、旅立たれたがん患者さんを想いながら、みなさんとつながろうというイベントで、今年から集まった寄付金から県内患者会への公募型助成金制度をスタートするそうです。

 

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

 

▼つながる想いinかごしまの詳細はこちらから。

https://tunagaruomoi.jimdo.com/

 

▼平野治朗(Hirano Jiro)

金沢市生まれ。

1987年 Art Unit Complesso Plastico を結成しヴェネツィアビエンナーレ等に出品。その後個人またはユニットで活動。最近の主な作品に、宇宙の記憶を映像と音で体感させる『120億光年』(水戸芸術館)や『GINGA』(越後妻有アートトリエンナーレ、2003年)自邸を作品化した複合体感芸術『白光温泉 -Experimental-』などがある。

 

▼これまでの「GINGA」(youtube)

http://youtu.be/JtwJHb8w5Rs

http://youtu.be/CM2jiO_hDSU

 

 

◆ダンボールハウスワークショップ

対象者:どなたでもご参加できます。親子参加なら2歳児から可能。

参加費:800円~1,500円 ※材料込みの価格になります。

※ダンボールハウスワークショップ

ダンボール製のミニチュアハウス作りです。

のりもはさみも使わずに簡単に組み立てることができます。

好みの材料を貼りつけたりクレヨンなどで装飾します。

 

ワークショップのお問合せは、

NPO法人PandA(ぴーあんどえー)

TEL:090-8353-5921   mail:panda@npo-panda.jp