レポート:つながる、ひろがる、ダンボールハウス作り@つながる想いinかごしま2018

澄みわたる青空と初夏のような暑さのなか、今年もつながる想いinかごしまが開催されました。

がん患者さんやそのご家族、そして旅立たれた患者さんとの思いをつなげようというこのチャリティーイベントは、「つながる想いinかごしま」になってから今年で第3回目となります。

 

会場ではパネル展や写真展などの情報提供ブースが並び、みなさん足を止めてじっくり見ていました。ステージでの合唱やライブ、医療従事者を交えての座談会、チャリティーオークションもとても盛り上がっていました。

芝生広場では「お空にあてたメッセージ」と題して、今の願いや亡くなった方へのメッセージなどを書いた白い風船を一斉にリリース。

たくさんの白いバルーンが快晴の空に映えて綺麗でした。

 

ダンボールハウスのブースにもたくさんの親子連れが参加され、それぞれのペースでゆったりとハウス作りを楽しんでいました。想いの詰まった白いバルーンとともに参加されているのが印象的でした。

子どもたちだけで参加した4歳の双子の男の子。

「これどうやって付ければいいの?これはなぁに?」とたくさん質問してくれました。ボンドやハサミの使い方をハウスを作りながら楽しく覚えてくれたようです。
子どもたちとのふれあいは、いつも私たちスタッフを元気にしてくれます。

 

5月からだんだんと暑くなっていく鹿児島。
初夏らしいカラフルな屋根のハウスが続々出来上がりました。

今年もご参加ありがとうございました!

 

太陽が西に傾いた頃から、最後のバルーンリリースとともに、今年もまた、平野治朗氏の「GINGA」の展示が始まりました。風と共にゆらゆらと揺れる「GINGA」は、いつまでも観ていたくなる作品ですね。 

 

当日の様子はこちら

つながる、ひろがる、ダンボールハウス作り@つながる想いinかごしま2018

鹿児島県のがん患者さんとご家族のためのチャリティイベント「つながる想いinかごしま2018~がんとともに生きる~」にて、つながる、ひろがる、ダンボールハウス作りと題して今年もワークショップを開催します。

前身であるリレーフォーライフかごしまからのご縁で、今年で7回目の参加となります。

今年も、会場インスタレーションとして、平野治朗さんの「GINGA」がご覧いただけます!楽しみです。
ぜひご家族やお友達とご一緒に遊びに来てくださいね。

 

日時:2018年5月12日(土)13:00~18:00

   ※会場全体は、12:30~20:30 詳しくはコチラから

 

会場:鹿児島市上町ふれあい広場「かんまちあ」
   鹿児島市浜町2−20
   TEL 099-225-4141

 

参加費:900円~1,600円 ※材料込みの価格になります。

 

対象者:どなたでもご参加できます。親子参加なら2歳児から可能。

 

※ダンボールハウスワークショップ
ダンボール製のミニチュアハウス作りです。
のりもはさみも使わずに簡単に組み立てることができます。
好みの材料を貼りつけたりクレヨンなどで装飾します。

 

※PandAでは、DanballHouseワークショップにて、熊本地震応援プロジェクトを実施中です。

=熊本地震応援プロジェクト=

2016年4月の熊本地震で被災、若しくは被災し鹿児島県等に移住された方々など、無料でワークショップにご参加いただけます。受付で、罹災証明書等をご提示ください。

 

ワークショップのお問い合わせは、
NPO法人PandA(ぴーあんどえー)
TEL:090-8353-5921  mail:panda@npo-panda.jp

レポート:つながる、ひろがる、ダンボールハウス作り@つながる想いinかごしま

雨で開催が最後まで心配された5月13日(土)、鹿児島県のがん患者さんとご家族のためのチャリティイベント「つながる想いinかごしま~がんとともに生きる~」にて、つながる、ひろがる、ダンボールハウス作りと題してワークショップを開催しました。

 

前身であるリレーフォーライフかごしまからのご縁で、今年で5回目の参加となります。

 

当日は、会場インスタレーション「GINGA」も全面的にお手伝いさせていただきました。「GINGA」は、アーティスト平野治朗氏ディレクションによるインスタレーション(空間芸術)作品です。

 

開会式のあと、1回目のバルーンリリースがありました。

昨夜の大雨が夢のように、みなさんの想いを乗せて、約1000個の白い風船が、空高く飛んでゆきました。みなさんの想いが天に届いたのかもしれませんね。

 

そして、日が暮れ始めた頃からライブが始まり、GINGAも点灯し始めました。風にゆらゆら揺れる姿はなんだか植物のようで、不思議な空間に。子どもたちも楽しそうに参加していました。春らしく過ごしやすい気候にも恵まれて、芝生の青々とした広場で大切な人を想いながら、ゆったり優しい夜を一緒に過ごすことができました。

 

このイベントは、いま治療と向き合っているがん患者さんとご家族、経過をみながら過ごしているがん患者さん、旅立たれたがん患者さんを想いながら、みなさんとつながろうというイベントで、今年から集まった寄付金から県内患者会への公募型助成金制度をスタートするそうです。

 

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

 

▼つながる想いinかごしまの詳細はこちらから。

https://tunagaruomoi.jimdo.com/

 

▼平野治朗(Hirano Jiro)

金沢市生まれ。

1987年 Art Unit Complesso Plastico を結成しヴェネツィアビエンナーレ等に出品。その後個人またはユニットで活動。最近の主な作品に、宇宙の記憶を映像と音で体感させる『120億光年』(水戸芸術館)や『GINGA』(越後妻有アートトリエンナーレ、2003年)自邸を作品化した複合体感芸術『白光温泉 -Experimental-』などがある。

 

▼これまでの「GINGA」(youtube)

http://youtu.be/JtwJHb8w5Rs

http://youtu.be/CM2jiO_hDSU

 

 

◆ダンボールハウスワークショップ

対象者:どなたでもご参加できます。親子参加なら2歳児から可能。

参加費:800円~1,500円 ※材料込みの価格になります。

※ダンボールハウスワークショップ

ダンボール製のミニチュアハウス作りです。

のりもはさみも使わずに簡単に組み立てることができます。

好みの材料を貼りつけたりクレヨンなどで装飾します。

 

ワークショップのお問合せは、

NPO法人PandA(ぴーあんどえー)

TEL:090-8353-5921   mail:panda@npo-panda.jp